人材エージェント経験10年のブログ

今、SNSを使って未経験のエンジニアの人達にサロンで転職活動やキャリアについてアドバイスをしている方達が結構いるのに驚きました。エンジニアの方がサロンをしています。

とても人気があって内容も面白いな、と人材エージェントとして見ています。そうだ、そうだ、と思うことも多いですし、逆にそれは結構、ヤバいと思うこともあります。特に若手で実力が不足している人はヤバいと。

 

ウェブ自社サービス、ウェブ受託開発、と分けて考えているのも面白いですね。両方やっているところも実は結構ありますし、受託>自社サービスに移ったりもします。明確にウェブ自社サービスだけでビジネスが回っているところは、とても少ないです。すでに黒字ならば上場されてますね。

大半のウェブ自社サービスは未上場。そして、資本金はVCなどが提供されていて、赤字です。友人や後輩もウェブ自社サービスの社長をしています。皆さん、赤字です。黒字化したら上場します。

SNSを見ているとウェブ自社サービスがステータスが一番高い?ようにインフルエンサーの方が主張されていました。若い人は早く受託から抜け出そう、という論調です。そして、最終的にはフリーランスで準委任案件として契約されるそうです。そして、余った時間を技術の勉強やそれ以外のことに使いましょう、ということが述べられていました。

 

レガシーの反対はモダンなのですね。初めて知りました。モダンな技術という記述が多く書かれておりまして、この言語をやっておいた方が良いですよ、とアドバイスも書かれています。

 

イケてるエンジニアだとレガシーではなくて、モダンなのでしょうか。反対にSES界隈や受託の方達の意見もとても参考になります。全員一緒の意見ではないのですが、そんなに簡単にエンジニアとして稼げるはずがない、未経験からウェブエンジニアで月収120万みたいなこと言い出した人、おかしいですね、、、ということも書かれていました。もっともだなー、と思います。

 

どれが正解というわけではないのですが、職種としてのウェブエンジニアもやはり向き不向きがあると思います。目指すべき先輩、入りたい会社などによって方向性は異なりますね。